BABY GIFT SET人気ベビーブランド「センスオブワンダー」と「ラブアンドピースアンドマネー」の、プチギフトセット販売を始めました。 全国有名デパートでショップ展開されている高級・有名ブランドの製品が入っておりますので、お手軽でも高品質で安心なプチギフトとして、便利にご利用して頂けたらとご用意させて頂きました。 弊店は残念ながら現在もまだ、個々のギフトラッピングを承る体制ができておりませんので、ギフトとしてご利用されたいお客様のご要望にお応えすることができず、長い間ずっと心を痛めておりましたが、ついに、ギフトセットシリーズを開始することができて、個人的に感慨ひとしおです。 「サービスいっぱい」が当たり前のような日本市場の中で、恥ずかしいほど誠にささやかな試みではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。 こちらの日誌にも以前少し書きましたが、弊店は昨年のクリスマスからずっと、ギフトセットの考案を進めておりました。 外国暮らしの影響かもしれませんが、日本のお店の店員さんが、ササササッと何でもないことのようにすごい速さでラッピングしてくださるのって、実はすごいことだとしみじみ思います。 包む店員さんご本人さえも何とも思ってないかもしれませんが、そういう職人さん(マイスター)みたいです。日本のサービスは本当にすごいと思います。 そんなハイレベルの日本サービスの中で、私達は 「店舗等でのギフトラッピングの経験者が誰もいない」 というところからのスタートでした。 (正確に言うと、私は少しできますが、ドイツでラッピングして送付、って全くエコじゃないんで、基本ノーカウントで。) 「私、お店みたいにリボンをきれいにかけられません。」 「センスよくラッピングするなんて、時間がかかりそうです。」 「ギフトバッグにギフト用シールとかなら大丈夫です。」 「いかにも無料ラッピングだと、せっかく中身が良い物でそれは、何かもったいないよね。」 「ラッピング講座に通う?通える?」 などなど、他の業務と同時進行で検討を進めていましたが、お店がキチンと回るサスティナブルな良い解決策が見つからず… かわいいギフトバッグに入れることを決めてからも、袋のサイズが商品に対して予想よりも小さかったり、大きかったりで、中に入れる商品の再検討が必要だったり、月日が流れるばかりでした。包装紙じゃなくて既製品でなんとかしようとすると、意外と難しいんですね。 そして、うちの真面目なドラミさんが自主的にリボンがけを練習してくれて、やっと、できあがったのが、この2つのギフトセットです。 私達は、まずは、ここからです。 挑戦してみようとした段階で、ひとつひとつ、初めて気がつきます。 普通の店舗様がごく普通にされていらっしゃるサービスを、自分達も普通にできるようになるのって意外と難しいことなのだと。 普段の何気ない買い物も、お店側は全部準備して、手順も練習して、コストを負担して、お客様のご要望に自分たちの限界を越えてでもとにかくお応えする、という日本のお店の体制が、改めてすごいことだと気がつきます。 だって、私はドイツではそういうお店に入ったことがありません。スーパーマーケットとかなら閉店20分前くらいに、もうこれ以上お客さんが入らないように入り口に鍵がかけられて、出口まで早く早くと追い立てられる世界です。(笑) 日本のお店だと、単価がいくらだろうと誰しもがリッツ・カールトンのような姿勢が「ふつう」なので、素直にすごいなあと思います。 (もちろん、私達はまだまだ「ふつう」ではないので、もっとがんばらなくてはです。こつこつ。) 小売業はもともと厳しい業種で、良いと思えるラッピング資材だと意外と厳しいコストがそこにかかるわけですが、でもそれを日本市場の常識的に「お店側が全部持ち出し」で対応すると、単価が低いと赤字になったり採算がとれなくなったりするわけで、結局やっぱり普通は「無料で袋にギフト用シールを貼る」もしくは「店員さんの技能で見栄えを良くする」っていう解決策になるしかないんだな…などと、小規模ながらも自分たちも自ら小売店さん側の立場に実際立たせて頂くことで、商品の企画立案側としても、いつもいろいろ本当に勉強になっています。 お客様も、お取引先も、スタッフも、全員がハッピーって、難しい。 相手側の立場に想像で立つのではなく、実際に全部の側に立つ経験・感覚をリアルに持つことで、毎日コツコツ、それぞれの立場の自分たちが頭の中で影響しあって、ひとつひとつ成長していければと思っています。 とりあえず、縦リボンが横リボンに成長しましたよ! ♪( ´θ`)ノ 毎回、ドラミさんの横リボンの完成度も上がっていくはずです。(笑) ギフトラッピング無しの単品販売も、それぞれ続行しております。 ご自宅用などにはこちらをどうぞ! また新しく入荷したミリカンパニーリミテッドの14年春夏新作など、まだまだ日誌でご紹介できていませんが、続々入荷しております。 ドイツとオーストリアからの新入荷・再入荷もありました。 販売開始当日に売り切れてしまった物もありますが、ぜひご覧下さい。 ファミリエン グルック オンラインストア https://familienglueck.stores.jp Comments are closed.
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CategoriesFmilienglück Staff入荷などのお知らせは、主にショップサイトにて更新を行うようになりました。 Archives
June 2020
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